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農事組合法人たのうえ

 平成18年9月 田ノ植営農生産組合設立
           29名 47.5ha
 平成22年4月 田ノ植営農生産組合が法人化し 
           農事組合法人たのうえ 設立
           組合員 30名   面積47.5ha
           資本金904,000,000円

           水稲作付面積 30ha 
            (うち無農薬無化学肥料栽培4.7ha、
               減農薬減化学肥料栽培5.0ha)
           大豆作付面積 19ha 
            
 横手市の紹介 
  
 アイガモ農法の紹介 
 生まれてすぐのアイガモを購入し、約2週間育てます。
田植えが終わって1週間以内にカモを田んぼに放します。
遅くなるとヒエなどの雑草が芽を出しますので、早めに放さなければなりません。なので大急ぎで田んぼの周囲に網を張らなければならないので大変です。
カモ君たちは、雑草退治・害虫退治をしてくれるので、農薬はいりません。また、カモ君のウンコが肥料になるので、化学肥料もいりません。 
 
 カモ君はまだ弱いので、寒さで死んでしまわないか心配です。夜は畔(あぜ:田んぼのまわりの土の部分)に登って、寄り添って暖めあいをしてますが、中には水の中でこごえているカモもいるので、夜中に見回りをして、そんなカモは仲間のところまで連れていきます。
また、キツネ・イタチ・カラスのどの敵がねらってくるので、網だけでなく、電撃線や鳥避け糸を張ったりします。
去年のカモ君はあまり働いてくれなかったので、約30日ほどほぼ毎日、田んぼに入って草取りをしました。
   
 カモ君が田んぼにいるのは約2ヶ月ほどです。(秋までいると稲を食べちゃう)
田んぼから引き揚げられたカモ君は、エサをもらっておいしくなるまで育てられます。
地元の旅館(横手市の平利旅館)で料理になっちゃいます。残念ながら今年は売り切れたそうです。
冬は田んぼに水を張ります。
水には天然のミネラルが含まれているので、次の年の栄養分になります。
(アイガモ米のご購入はリンクのページをご参照ください) 
大豆栽培の紹介  
   
 通常の栽培方法より、農薬や化学肥料を半分以下にした栽培方法です。なので雑草対策は大変です。
なお、殺虫剤は使ってません。
大豆収穫用のコンバインです。
結構でかいです。 
 平成22年度の記録 (アイガモ農法編)
  
種まき終了後、育苗器に入れて発芽をそろえます。右の写真、芽と根が出てるのがわかりますか?
(2010.5.4)
 
 
軽トラでハウスで運び並べます。我が家は1800枚。親子3代でがんばります。(写真はじいちゃんと孫) ちなみに我が家のハウスにはビニール屋根がありません。苗を厳しく育てるためです。
   
 
今年のカモ到着です。生まれてから直ぐに千葉から長旅です。
(2010.5.11)
 
 
段ボールからでるとすぐに水浴びです。さすが水鳥。
 
今年は異常に寒い。ストーブも入れてしのぎます。ガンバレ、カモ。
 
青い袋にはモミガラを炭にしたクン炭が入っています。田んぼに入る水を炭で浄化します。(2010.5.15)
 
今年度の田植スタートしました。今年の5月は戦後一番の寒さらしく苗が伸びず短いです。(2010.6.2)
 
我が家の植え付けは一株2本狙い。だから0〜3本です。しかも苗箱のモミ量は60gですので普通の田んぼの半分しか苗が入っていませんが、米の収穫量が半分になることはありません。(薄く播くのは密植によって、病気になるのを防ぐためです)   →ちなみに右が普通の植え方の写真です。違い分かるかな?
 
 
カモ到着から3週間。かなりでかくなりました。でも大きいのや小さいのやバラバラ。(2010.6.4)

「早くエサよこせ」と集まってきます。 
 
一般に有機の稲は病気に強いと言われます(丈夫な体作りをするため)
しかし、今年は長雨と日照不足の影響でイモチ病が若干見られます。
 
イモチ対策のため、ホタテ貝の殻を粉砕したものを撒いてみます。
ミネラル補給で、病気に対抗です。
 
8月に入ってカモ君はハウスに引き上げです。
2か月の田んぼ暮らしでこんなに大きくなりました。
ご苦労!

カモ君が大暴れした田んぼです。
カモが大きくなりすぎて、稲を食べたり、
踏んだりしたところは稲がありません。 
 
今年もJAS認証機関の現地審査がありました。
大きな指摘事項もなく無事終了です。
 
並木植え。田植え後、45日ころです。
 
アイガモと自分で一生懸命、雑草と戦ったのですが、
ヒエがのびてきました。また、取らねばならぬ。
稲の花 
 
アシナガグモ。害虫退治よろしく。
 
アシナガグモ。糸張り中。
 
コモリグモ。

今年はイネアオムシ(フタオビコヤガ)が多い。
猛暑のせい?
 平成22年度の記録 (法人農作業編) 
   農事組合法人たのうえで田植機を購入し、今日初運転です。
やっぱり新型は速い。
みんな大喜びです。
苗達よ、元気に育てョ。
(2010.5.21)
     
大豆作業スタートしました。ちなみにわが社の社長です。まだまだ現役。(2010.6.1)
 
 
ダイスの種まきです。
 
当社の大豆は農薬も化学肥料も通常の半分です。
 
 大豆収穫はじまりました。(2010.10.15)
今年は、春の長雨で除草作業ができず、雑草に負けて生育が悪かったです。→不作
また、猛暑で虫や病気に負けました。→品質低下
例年になく、困った年になりました。        
   
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